“予想ガイ”のコメントに苦笑の妻夫木。「感染列島」舞台挨拶
2008年12月5日 12:00

[映画.com ニュース] 12月7日、新型ウィルスが日本中に蔓延する恐怖を描くパニックムービー「感染列島」舞台挨拶が、東京・有楽町の国際フォーラムで開催され、主演の妻夫木聡、檀れい、国仲涼子、藤竜也、田中裕二(爆笑問題)、カンニング竹山、ダンテ・カーバー、瀬々敬久監督が来場した。
完成披露試写会ならぬ“感染”披露試写会と銘打たれたこの日のイベントは、会場スタッフは防護服を着用し、観客も全員マスクを装着するという異様な光景の中で行われた。映画は、救命救急医・松岡(妻夫木)の元に有効なワクチンがない新型ウィルス感染症に冒された急患が運び込まれたことをきっかけに、感染患者が脅威的な速度で全国に広がる恐怖を描くとともに、感染爆発を防ごうと奮闘する医療スタッフや、感染者とその家族たちの葛藤のドラマを描いている。
劇中でWHO(世界保健機関)の医師デビッドを演じるのは、ソフトバンクのコマーシャルの“予想ガイ”ことダンテ・カーバー。「本日はありがとうございます」と日本語で挨拶した後、急に英語で語り出すという“予想外”の事態に、田中は「途中から英語にするなよ!」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。
そんなコントのような2人のやりとりを見ていた妻夫木は、「ひとつだけ断っておきますけど、本編はコメディ映画ではないですからね」と苦笑しつつも、「人間にとってウィルスは恐い存在だが、地球にとってのウィルスは人間。その中で人間はどうあるべきかを最後に問われると思うので、この映画を見て少しでも意識してもらえればうれしい」と締めくくった。
「感染列島」は09年1月17日公開。
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