上映時間237分!園子温監督作「愛のむきだし」東京フィルメックス
2008年12月1日 12:00

[映画.com ニュース] “作家主義”を掲げ、毎年アジアの新しい才能を発掘している映画祭「東京フィルメックス」。今年で第9回を迎え、11月22日~30日に開催された同映画祭の特別招待作品として、「紀子の食卓」で世界的な評価を受けた園子温監督の最新作「愛のむきだし」が11月29日、東京・有楽町朝日ホールにて上映され、園監督以下、西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、渡辺真起子による舞台挨拶が行われた。
父親の歪んだ期待のために“盗撮のカリスマ”となってしまった主人公ユウと運命の少女ヨーコの恋、そして彼らに迫るカルト教団。理性と本能、快楽と苦痛、人間に内在する二面性をテーマに、怒涛の展開で究極の純愛を描いた同作の上映時間は、何と237分。
これから4時間の長丁場に挑む観客を前に「体感時間は一瞬ですから大丈夫です(笑)」と園監督。今回が映画初出演にして初主演となった、人気ユニット“AAA(トリプル・エー)”のメインボーカルでもある西島は「(自分が)愛している人に愛されるために、人間はどれだけ本能をむき出しにできるか、(タイトルの通り)本能がむき出し、前面に出ている映画です」と作品の見どころを語った。また、ミステリアスな役回りで存在感を示した奥田瑛二の愛娘である安藤も、「映画に詰まったエネルギーと愛を感じてください」と続けた。
「愛のむきだし」は09年1月下旬より全国順次公開。
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