「タイタニック」のレオとケイトが夫婦に。新作ドラマの予告編公開
2008年11月19日 12:00
[映画.com ニュース] 世界中を涙で濡らした「タイタニック」(97)から11年。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが夫婦役で再共演した、オスカー受賞監督サム・メンデス(「アメリカン・ビューティー」「ロード・トゥ・パーディション」)の新作、「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」(1月24日公開)の予告編が日本の公式サイトにアップされた。
同作の原作は、現代アメリカ文学を代表する作家リチャード・イェーツが1961年に発表した小説「家族の終わりに」(ヴィレッジブックス刊)。1950年代、ニューヨーク郊外のコネティカット州の田舎町に引っ越したひと組の夫婦が、郊外化(サバービア)現象という時代の流れの中に呑み込まれ、それぞれの夢、家族のあり方、愛の意味を見失って、互いに亀裂を深めていくさまを描くドラマだ。ニューヨークの都心マンハッタンの会社に通勤し、会社に身も心も捧げて働く夫フランクをディカプリオが、郊外でのコミュニティになじめずに閉塞感を感じる、女優志望だった妻エイプリルをウィンスレットが演じている。
「タイタニック」ファンにとっては、前作で悲しくも死に別れたディカプリオとウィンスレットが、夫婦となって幸せそうな光景につつまれる同作の予告編前半の描写で、ホッと胸をなで下ろすに違いない。だが、悲劇に向かっていくと思われる後半は、アカデミー賞ノミニーの実力派2人が迫力の演技で苦悩や絶望を表現。ラブシーンも情熱的だ。
なお、全米ではドリームワークス配給で、アカデミー賞エントリーの資格のある12月26日公開。「タイタニック」では叶わなかった、ディカプリオとウィンスレットの同賞ダブルノミネートとなるか注目の的だ。ウィンスレットはもう1本、MGM配給で12月10日に全米公開されるスティーブン・ダルドリー監督作「愛を読むひと」(09年公開)にも主演している。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
芸能生活50年で“初”体験!
【無料】映画の面白さが何倍にもなる特別番組…貴重な瞬間を見逃すな!(提供:BS10 スターチャンネル)
ショウタイムセブン
【阿部寛がヤバすぎる】異常な主人公 VS イカれた爆弾テロ犯…衝撃のラスト6分、狂気の向こう側へ
提供:アスミック・エース
「アベンジャーズ」と関係するかもしれない“大事件”
【物語のカギは“日本”!?】このマーベル最新作は観るべきか、否か――?
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか?ショッキングな実話
提供:東和ピクチャーズ
次に観るべき“珠玉の衝撃作”
【余命わずかの親友から奇妙なお願い】「私が死ぬとき隣の部屋にいて」――魂に効く“最高傑作”更新
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【涙腺が危ない】切なすぎる物語…さらに脳がバグる映像美×極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー