田辺、綾瀬も大興奮!「ハッピーフライト」上空1万メートル試写会
2008年11月10日 12:00
[映画.com ニュース] 「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」などの作品で知られる矢口史靖監督による最新作「ハッピーフライト」の試写会が11月7日、全日空機内にて行われ、矢口監督ほか、主演の田辺誠一、綾瀬はるかが終着地である関西国際空港で参加者を出迎えた。
本作は、機長昇格をめざす副操縦士(田辺)と、その担当教官になった機長(時任三郎)、国際線デビューを飾る新人CA(綾瀬)ら、羽田空港発ホノルル行きのチャーター機1980便の運航に携わることになった“空のプロフェッショナル”たちの悲喜こもごもを描いた群像コメディ。
史上初めての試みとして実際に航空機をチャーターし、羽田空港から飛び立ったジェット機は、函館、佐渡、鳥取と日本列島を半周するように約3時間フライト。3000人の応募の中から選ばれた119人の参加者は、世界初の高度1万メートルでの試写会に一様に興奮した様子を見せ、着陸地の関空でキャスト一行が出迎えると、そのボルテージは最高潮に達した。
田辺らキャストも興奮気味で、副操縦士役の田辺が「飛行機を飛ばした後には、ジョークも飛ばしたい。副操縦士はおしゃれに気をつかう。なぜなら、服装重視(ふくそうじゅうし)だから」と笑えないギャグを交えて挨拶すると、綾瀬も「心のマイレージは溜まりましたか?」と負けじと挨拶。
終始和やかな雰囲気の中で、ヒット祈願のために搭乗したB777との綱引きを行うなどのイベントを行い、特に矢口監督は「僕も一緒に乗りたかった。綱引きは“なんでこんな企画を?”と思っていたが、動いたらすごくうれしかった」と、子供のような表情を見せていた。「ハッピーフライト」は、11月15日より全国公開。