「秋深き」で夫婦役の八嶋智人&佐藤江梨子、劇中さながら支え合う
2008年11月7日 12:00

[映画.com ニュース] 地味で奥手な中学校教師の寺田は、胸の大きな美人ホステス一代に一目ぼれ。寺田の一途さに打たれた一代も水商売から足を洗い、2人は夫婦になる。幸せいっぱいの2人だったが、一代の身に思わぬ不幸が訪れて……。
「夫婦善哉」で知られる文豪・織田作之助の短編小説「競馬」「秋深き」を、現代に置き換えて映画化した夫婦の純愛物語「秋深き」(池田敏春監督)。本作で夫婦役を演じた八嶋智人と佐藤江梨子に話を聞いた。
映画や舞台、ドラマ、そしてバラエティ番組まで幅広く活躍する八嶋だが、意外にも今回が映画初主演。「僕は基本的に出たがりなので、単純に『やった!』と思いました(笑)」と言う八嶋だが、佐藤の存在には大いに助けられたと話す。「とても集中力の高い女優さん。休憩中も常に一代としていてくれたので、僕も役に集中していられたし、すごく感謝してます。夫婦役だから彼女のおっぱいも触ることもできましたし(笑)。神様からご褒美をいただいた感じです」
一方の佐藤は、八嶋について「いつも面白くて、小さな悩みも吹き飛ばしてくれる。ムッチャ癒されました」と役柄同様に惚れ込んでいる様子。理想の夫像についても「八嶋さんはいつも奥さんの話を幸せそうにしていて、私も八嶋さんのように愛してくれる人がいいですね」。そんな八嶋は「(劇中の)2人のシーンは監督が僕たちに任せると言ってくれて、イチャイチャするところがちょっとリアルなんです。でも、できた映画を見ていて恥ずかしくなりました(笑)」と赤面した。
和気あいあいと話す2人はあらためて、「撮影中、一切途切れず役でいられたのは初めてでした。それは江梨子ちゃんのおかげでもあり、終わってみると、すごく幸せなことだった」(八嶋)と振り返る。佐藤もまた、「私は『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の印象が強くて、普段もあんな感じかと思われがちなんですが(笑)。今回は全然違う役で、八嶋さんと一緒に一代さんが作れてよかったです」と振り返った。
オダサクが愛した大阪を舞台に、息のあった2人が織り成す夫婦愛の物語。秋も深まる11月8日に公開される。
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