スピルバーグ&ジャクソン監督の「タンタン」に、ソニーが資金提供
2008年11月4日 12:00
[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督とピーター・ジャクソン監督が共同製作する夢の企画で、ベルビーの漫画家エルジェの人気漫画を、モーションキャプチャー技術によりデジタル3D実写映画化される「タンタン(Tintin)」に、このほどソニー・ピクチャーズの出資が決まった。これで同作は、ソニー・ピクチャーズとパラマウント・ピクチャーズという2社の出資を受けることになり、資金難の危機を抜け出せることになった。
スピルバーグ監督が20年以上も映画化を熱望してきたという「タンタン」は本来、ユニバーサル・ピクチャーズとドリームワークスの親会社だったパラマウント・ピクチャーズから共同出資され、この10月にも、スピルバーグ監督のメガホンのもと、3部作の第1作(2010年公開)がクランクイン予定だった(第2作はジャクソン監督、第3作はスピルバーグ&ジャクソン共同監督)。
ところが、今年9月中旬に、1億3500万ドル(約134億円)とも噂される総製作費のうち、1億ドルを負担していたユニバーサルが第1作からの撤退を発表。その発表の日は、スピルバーグ監督率いるドリームワークスが、パラマウントからの独立を発表した日の前日のこと。この資金難により、同作の企画が暗礁に乗り上げていた。その影響で、主人公のタンタン役に決まっていたトーマス・ザングスター(「ラブ・アクチュアリー」「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」)が降板し、白紙に戻されたという説もある。
ソニーとパラマウントという二大メジャーの参入により、北米および英語圏の地域ではパラマウント、非英語圏ではソニーによって配給される(日本配給はソニー)。だが、3部作構想として企画された同作の脚本はまだ完成しておらず、リスクがつきまとう3部作をやめ、両オスカー監督が1作ずつメガホンを取る2部作になる可能性もあるという。
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