レイチェル・ワイズ、「ブラザーズ・ブルーム」プレミアに“折り紙”ドレス
2008年10月29日 12:00
[映画.com ニュース] 10月27日、第52回ロンドン映画祭で「ブラザーズ・ブルーム(The Brothers Bloom)」のプレミア上映が開催され、主演のレイチェル・ワイズがロンドンのオデオン・レスタースクエア前に敷かれたレッドカーペットに登場。美しい黒の“折り紙”ドレス姿で観衆を魅了した。
本作は、「BRICK/ブリック」のライアン・ジョンソン監督による最新作で、スティーブン(マーク・ラファロ)とブルーム(エイドリアン・ブロディ)という詐欺師の兄弟が、最後の仕事として若き未亡人ペネロペ(ワイズ)をターゲットに選ぶが、ブルームが彼女に恋してしまったことから予想外のトラブルが巻き起こるというコメディ。「バベル」でオスカー助演女優賞にノミネートされた菊地凛子が、口のきけない女性詐欺師役でメインキャストに名を連ねているが、アメリカで新作映画撮影のため、今回のロンドンプレミアには出席できなかった。
この日、ワイズは背中の大きく開いた個性的なデザインのドレスで登場し、ファンたちへのサインに応じた。同じくプレミアに登場したジョンソン監督は、「この映画は詐欺師の話であると同時に、恋におちる男のラブストーリーであり、コメディでもある。これは非常に珍しいことなんだ。普通、詐欺師の映画なら観客は登場人物たちを信用しないし、最後に誰が勝つのか、その結末を待つだけだ。でも、この作品はブルームとペネロペのラブストーリーも描かれているから、観客はコンゲームの行方だけでなく、2人の恋の行方にも引き込まれていくんだよ」と見どころを語っている。
「ブラザーズ・ブルーム」は09年1月全米公開予定。