「レッドクリフ」試写会でalanが主題歌披露。テーマは「愛と信念」
2008年10月3日 12:00
[映画.com ニュース] 「三国志演義」で描かれる最大の合戦“赤壁の戦い”をジョン・ウー監督が映画化した全2部作の前編「レッドクリフ Part I」の試写会が、10月2日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれ、主題歌「RED CLIFF/心・戦」を歌うalanのライブパフォーマンスが行われた。
中国・四川省出身でチベット民族のalanは、幼い頃から声楽と二胡を習い、女子十二楽坊を輩出した北京の解放軍中国藝術学院声楽科卒。07年11月に日本でデビューし、プロ活動1年足らずで、この大作の全世界主題歌に抜擢された。映画の日本語吹替え版では日本語歌詞、字幕版では中国語歌詞の歌が流れるが、ともにalanによる歌唱だ。
映画をイメージした真っ赤な着物風の衣装で登壇したalanは、「初めての映画主題歌で、壮大なこの映画の主題歌を歌えて光栄。(歌の)テーマは愛と強い信念。今も昔も変わらない思いを歌います」と語り、チベット民族特有というその伸びやかな歌声で日本語歌詞の主題歌を披露して観客を魅了。「これからも愛と平和の歌を心をこめて歌っていきます」とコメントしてイベントを締めくくった。
「レッドクリフ Part I」は11月1日全国公開で、10月18日開幕の第21回東京国際映画祭ではオープニング作品として上映。映画祭にあわせてジョン・ウー監督以下、トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ビッキー・チャオら主要キャストが揃って来日する予定となっている。