宮崎アニメからインスパイアされた「ベティの小さな秘密」監督インタビュー
2008年9月19日 12:00

[映画.com ニュース] ジャン・リュック・ゴダールの元妻で女優のアンヌ・ビアゼムスキーの小説を、「デルフィーヌの場合」のジャン=ピエール・アメリス監督が映画化した「ベティの小さな秘密」が9月20日に公開される。公開に合わせて来日したアメリス監督がインタビューに応じた。
本作は、想像力豊かで怖がり屋の10歳の少女ベティ(アルバ=ガイア・クラゲード・ベルージ)が、両親の離婚の危機に思い悩んでいるところに、父親が院長を務める精神病院から逃げてきた患者イヴォン(バンジャマラン・ラモン)と出会い、彼と置き去りにされた近所の犬ナッツを連れて家を出るというストーリー。
「アンヌの小説の記事を見つけ、面白そうだなと思って読んだら僕のやりたいことが全部詰まっていて、火花が散るようにピンときた。アンヌは自由に脚色していいと言ってくれたんだ」と原作との出会いを話す監督は、大ヒット作「アメリ」の脚本家であるギョーム・ローランと、自らの子供時代の体験を織り交ぜながら脚本を作り上げた。「犬のナッツは原作にはない。僕は小さい頃、犬を相談相手にしていたんだ。ギョームと僕の共通点は孤独な少年だったということ。とにかく不安でいっぱいだった」
フランソワ・オゾン監督の「ぼくを葬る」で銀幕デビューを飾った主演の子役ベルージについて、「僕もアルバも目立つことが嫌いなんだ。でも、注目されることが嫌いなはずの彼女が、『ベティは自分に似ているからこの役をやりたい』と母親に話したらしい。僕も2人の共通点がよく分かったし、アルバにベティの役柄の説明はほとんど必要なかったよ」。宮崎駿の「千と千尋の神隠し」を参考にしたというアメリス監督、そのせいか本作のベティも宮崎アニメに登場するような奔放で頑固な女の子だ。
繊細な若者の心情を描くことに長けたアメリス監督たが、次回作について聞いてみると、「またギョームと脚本を書いている。今度は不器用な大人のラブコメディだよ」とのこと。今度は大人の恋愛をテーマに新境地を見せてくれそうだ。
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