ラッセル・クロウ、今度は「ホームズ」の宿敵モリアーティ教授役?
2008年9月9日 12:00

[映画.com ニュース] 名探偵シャーロック・ホームズ役にロバート・ダウニー・Jr.が決定し、ガイ・リッチー監督が製作準備中のアクション大作「シャーロック・ホームズ」。つい先頃、ホームズの相棒ジョン・ワトソン博士役をラッセル・クロウが演じるという噂が飛び出し、即座にリッチー監督本人から「私のワトソンは探している真っ最中」と否定されたばかりだが、今度は映画情報サイトLatinoReviewが、クロウはホームズの宿敵ジェームズ・モリアーティ教授を演じる、と伝えた。
モリアーティ教授とは、アーサー・コナン・ドイルが創出した同作原作小説の中の3話に登場する最大の悪役。高い知能を持った元数学教授で、小説内のホームズが「犯罪のナポレオン」を称するほどの天才的犯罪者。有名な「最後の事件」では、スイスのライヘンバッハの滝でホームズとモリアーティは対峙し、2人とも滝壺に落ちる(ホームズは生還する)というクライマックスまで用意されているライバルである。
また同サイトは、ワトソン博士役に「300/スリーハンドレッド」のジェラルド・バトラーがオファーされたが彼はパスしたとも報じている。
一方で、8月にBFI(英国映画協会)でリッチー監督は、「リボルバー」「スターダスト」のマーク・ストロングを同作に使うと語っており、トロント国際映画祭を訪れた同監督は9月4日、米映画情報サイトComingSoon.netに、どの役か明かさなかったが、その事実を認めた。
ストロングの最新出演作は、ラッセル・クロウ共演の「ボディ・オブ・ライズ」(リドリー・スコット監督、12月20日日本公開)。彼はかねてより英映画誌エンパイアに、「モリアーティ教授は演じたくない」と語っており、もしワトソン博士を演じるとすると、ダウニー・Jr.&ストロング対クロウで、対立の構図は丸く収まるのだが……。
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