ライミ監督とトビー・マグワイアが「スパイダーマン4&5」に復帰!
2008年9月8日 12:00
[映画.com ニュース] 世界興収25億ドル(約2680億円)を記録した「スパイダーマン」3部作の、ピーター・パーカー役のトビー・マグワイアとサム・ライミ監督が、続編のシリーズ第4作&第5作で再タッグを組むことになり、製作するコロンビア・ピクチャーズと正式に契約を結んだ。
9月6日、米ハリウッド・レポーター誌が伝えたもので、コロンビア広報は「スタジオは他の俳優をけっして考えなかった。トビーは我々が主役として議論した唯一の選択肢だった」と明かした。
コロンビアは製作費の調達のためにたっぷり270日間ほど取り、09年秋のクランクインを目指すという。前3作と同じくプロデューサーはローラ・ジスキンとアビ・アラドで、2作品同時に製作され、「スパイダーマン4」の公開は2011年5月、「スパイダーマン5」は2012年を予定しているとのこと。脚本は現在、「ゾディアック」や「ウルヴァリン」(09年公開)の脚本家ジェームズ・バンダービルドが執筆中。
ヒロインのメリージェーン・ワトソン役について、同社は、キルステン・ダンストとの再契約について明言していないが、第4作&第5作にカムバックするのは確実な状勢。
気になる悪役については、業界内の事情に詳しいLAウィークリー紙コラムニスト、ニッキ・ファンケが「悪役になるのは、みんながもう見ている人物」と記事でほのめかしていることから、主人公ピーターの大学の先生で、第2作&第3作に登場したディラン・ベイカー演じるカート・コナーズ博士が、トカゲのモンスター“リザード”として登場する説が最有力だ。
一方、「スパイダーマン3」に登場した悪役“ヴェノム”のスピンオフは、まったく別の企画として継続して開発中とか。その役は前任のトファー・グレイスか、新たに配役される俳優によって演じられるという。
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