「スパイダーマン4」に出演するVIP権を、ソニーがオークションに!
2008年8月29日 12:00
[映画.com ニュース] ソニー・ピクチャーズが、「スパイダーマン4」の撮影現場をVIP待遇で訪ね、通行人などエキストラとして出演する権利を、米ネットオークションサイトeBayに出品した。
今回の落札者に与えられる権利は、同作の撮影現場を丸1日訪ねて、キャストたちと1時間ほど会うことができ、さらに映画に通行人のエキストラとして出演。その上、ニューヨークで行われるプレミアに、もう1名のゲストをエスコートして参加し、レッドカーペットを歩くことができるというもの。プレミア会場までの交通費や、ソニー指定のデザイナーによりデザインされるというプレミア用の衣装代も含まれる。
もっとも、「スパイダーマン4」に関してはまだ正式に製作発表されていない状況だが、この競売品の特典は、ソニーが同作の製作を前提としている点は興味深い。その撮影の予定や気になるキャストは、まだ出来上がっていないという撮影用台本が完成次第、固められるという。
ここに来て、サム・ライミ監督やトビー・マグワイアやキルステン・ダンストといった前3作のオリジナルメンバーから「参加したい」との前向き発言が繰り返されており、ソニーから近々具体的な話が飛び出すものと見られる。
現在(8月29日午前10時日本時間)のところ、その競売品には5100ドル(約55万2000円)の値がつけられているが、落札金はチャリティ団体スタンド・アップ・トゥ・キャンサー(Stand Up To Cancer)のガン撲滅研究資金として100%寄付される。なお、オークションは9月5日締切。