「ウォンテッド」声優初挑戦でなぜか覚醒?DAIGOがアフレコ会見
2008年8月22日 12:00
[映画.com ニュース] マーク・ミラーの同名グラフィックノベルを、ジェームズ・マカボイ、アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン主演で映画化したアクション大作「ウォンテッド」。8月21日、日本語吹替え版でマカボイ演じる主人公ウェスリーの声を担当するミュージシャンのDAIGOが、東京・西早稲田のアバコクリエイティブスタジオにてアフレコ会見を行った。
大人気グラフィックノベルを「ナイト・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフ監督が実写化した「ウォンテッド」は、うだつの上がらない生活を送っていた青年ウェスリーが、謎の美しい殺し屋フォックス(ジョリー)に出会ったことをきっかけに、暗殺者組織の王位継承者として戦いに身を投じていく姿を描く。
今回が声優初挑戦だというDAIGOは、「いきなり主役に抜擢されてビビった。撮影は4日間の予定だったのに、1・2日目は(収録が)あまり進まず『終わらないんじゃ……』という空気がスタッフさんにも俺にも流れた(笑)」と苦戦ぶりを明かしたが、「でも3日目に覚醒したかのように一気に進んだ。主人公も(暗殺者としての潜在能力を)覚醒していく役だが、俺自身も覚醒した」と最後にはすっかり自信をつけた様子。
また、調子が上がってきてからは、隙を見て彼独特の話し方である“DAIGO節”を入れようと試みたのだとか。「『何?』と聞き返すシーンを『マジ?』と言い換えたらそのまま使われた。本当は『マジっすか?』にしたかったが、さすがにそこまで踏み切れなかった」と収録中のエピソードを語ったDAIGOは、最後に「俺が気合入れてアフレコした『ウォンテッド』は激アツの映画。ぜひ見てくださウィッシュ!」と“DAIGO節”全開で締めくくった。
「ウォンテッド」は9月20日より全国ロードショー。