主題歌がボツになったエイミー・ワインハウス、「007/慰めの報酬」に報復
2008年8月21日 12:00
[eiga.com 音楽ニュース] マーク・フォースター監督、ダニエル・クレイグ主演のシリーズ最新作「007/慰めの報酬」の主題歌歌手の座を、アリシア・キーズとジャック・ホワイト(ホワイト・ストライプス)のデュエット曲「アナザー・ウェイ・トゥ・ダイ(Another Way To Die)」に奪われてしまったエイミー・ワインハウスが、採用されなかった曲を完成させ、リリースしようとしているらしい。
今春、ワインハウスは、プロデューサーのマーク・ロンソンと共に007テーマ曲の制作をスタートしたが、体調悪化やさまざまなトラブルで難航。結果的にワインハウスの曲はお蔵入りとなっていた。
しかし、彼女は英ゴシップ誌ニュー!マガジンに、「彼ら(映画製作陣)が大きな間違いを犯したということを証明してやるわ。もう少し待てたはずよ。彼らの望む世界的なヒット曲は、私が持っているの。私の曲を、007テーマ曲と同じ日(10月28日)にリリースするつもりよ。おそらく、テーマ曲以上にビッグなヒットになるでしょうね」と語り、「もし製作陣が考え直すなら、私は待っているわ」と強気の姿勢を見せている。
ワインハウスは先週末、英野外Vフェスティバルに登場。会場入りする際は荒れ果てた肌と汚い指先がパパラッチされたが、ステージではグラマラスな姿を披露した。
「007/慰めの報酬」は11日7日全米公開、09年1月日本公開。