ジョディ・フォスターが新婚・真矢みきを祝福。「幸せの1ページ」来日会見
2008年8月19日 12:00
[映画.com ニュース] 8月18日、ジョディ・フォスター主演のハートフル・アドベンチャー「幸せの1ページ」の記者会見が、東京・日比谷のペニンシュラ東京にて行われ、来日中のフォスターが出席した。
ベストセラー冒険小説家のアレクサンドラ(フォスター)は、実は対人恐怖症で引きこもり。しかし、南の島で暮らす少女ニム(「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン)とメールでやりとりするようになった彼女は、窮地に陥ったニムからSOSのメールを受け取り、一大決心して地図にも載っていない島へ向かう。
「フライトプラン」「ブレイブ ワン」などこれまでタフな女性を演じることが多かったフォスターだが、本作では一転、極度の潔癖症で引きこもりの女性をコミカルに演じている。「私の中にもこういうコミカルな一面があるってことを見せたかったの」と出演の経緯を語るフォスターは、「こういう映画を撮ったこと自体が、私にとってアドベンチャーだったわ。オーストラリアの無人島で撮影したんだけど、まったく人がいない大自然の中で過ごした何日間は忘れられない体験よ」と撮影エピソードを語った。
映画は少女ニムと父親ジャック(ジェラルド・バトラー)の家族の絆についても触れているが、フォスターは「私の2人の息子たちが私の出演作を見るのは、子役時代の作品以外では今回が初めてなの。それに今回初めてプレミアにも参加したし、セットにも遊びにきたのよ。彼らは劇中の私のマヌケな姿を見てとても楽しんでいたわ(笑)。この映画は、私が子供を持つ親だからこそ撮った作品なのよ」と、穏やかな笑顔で愛息たちについて語った。
会見の後には、オスカー女優フォスターのファンだという女優の真矢みきが花束贈呈で来場。先日バレエダンサーの西島千博氏との結婚を発表した真矢に、フォスターから「おめでとう」と祝福の言葉がかけられると、真矢は少し照れながら「ジョディに祝福してもらえるなんて、私もワールドワイドになったわ(笑)」とおどけてみせた。
「幸せの1ページ」は9月6日より全国公開。