トム・クルーズの代役!アンジェリーナ・ジョリーがスパイ映画に主演
2008年8月13日 12:00
[映画.com ニュース] トム・クルーズ主演で企画されていたスパイ映画「Edwin A. Salt」で、クルーズの代役としてアンジェリーナ・ジョリーが主演を務めることになりそうだ。
同作は、ロシアスパイであるとの嫌疑をかけられたCIA捜査官が、自らの潔白を証明するために奔走するというアクション映画で、クルーズは自らの主演映画として企画開発に関わってきた。先月、名匠フィリップ・ノイスの監督就任が決定し、クランクインは時間の問題とみられたが、どうやらここへきてクルーズが心変わりしたようだ。
製作を手がけるコロンビア・ピクチャーズがクルーズの代役探しを始めたところ、なんとアンジェリーナ・ジョリーが興味を示したため、現在、脚本家のカート・ウィマー(「トーマス・クラウン・アフェアー」「リクルート」)が、主人公の性別を女性に変更し、脚本のリライトを行っているという。
ジョリーは、アイン・ランド著のカルト小説「肩をすくめるアトラス」の映画化作品への出演も決まっており、「Edwin A. Salt」とどちらを優先するかは不明。
なお、クルーズは、新作コメディ「フード・ファイト」に主演するとの噂が浮上。高慢なニューヨークのシェフが、学校のカフェテリアのキッチンで働く羽目になるというもので、ベン・スティラー監督・主演の戦争コメディ「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」へのカメオ出演に続き、クルーズのコメディアンぶりに期待がかかる。