甲子園大会真っ直中の“野球の日”に始球式!「ひゃくはち」初日
2008年8月11日 12:00
[映画.com ニュース] 高校野球の補欠部員たちの青春を描いた映画「ひゃくはち」が、“野球の日”の8月9日に公開初日を迎え、東京・新宿のテアトル新宿で、主演の斎藤嘉樹と中村蒼、共演の市川由衣、高良健吾、北条隆博、竹内力、森義隆監督が舞台挨拶を行った。
本作は、甲子園常連の名門校を舞台に、万年補欠部員の雅人(斎藤)とノブ(中村)が、高3の最後の夏に、甲子園行きを懸けた県予選大会でのベンチ入りを目指し必死に奮闘する姿を、ドキュメンタリー出身の森監督がリアルに活写した青春スポーツドラマ。
竹内力扮する“鬼監督サンダー”の呼びかけでユニフォーム姿の斎藤らが壇上に姿を現すと、場内のテンションは一気に上昇。「ヨッシー!」と歓声が飛び交うなか、斎藤は「ありがとう。すいません」と照れ笑いを浮かべた。一方、中村は「僕のブログに感想を書いて下さい。10月3日に写真集が出て、握手会もやります」と映画より自分自身を積極アピール。それを受けて、「僕もブログやってます。写真集は出ません」(高良)、「いつも好青年役をやらせてもらってます(笑)。ヌード写真集は出ません」(竹内)と自己PRのコメントが続き、会場は笑いに包まれた。
また、“野球の日”にちなみ、登壇者全員が客席に向かってサイン入りボールを投げる“始球式”を敢行。会場のファンがそれぞれのボールをキャッチしようと一時騒然に。最後には、森監督が「初日を迎え、感無量。誰にでもある青春の挫折や輝きを描いたので、野球ファンでない人にも見てほしい」と締めくくった。