今度こそ、「24」映画化企画が再燃!
2008年8月8日 12:00
[映画.com ニュース] 米人気ドラマ「24」の映画化企画が再燃しているようだ。
映画版「24」と言えば、元々シーズン6とシーズン7との間に製作される予定だったが、多忙を極める脚本家チームが映画版の脚本を完成させることが出来ず、いったん中止となっている。しかし、昨年末から約100日間に及んだ米脚本家組合(WGA)ストライキの影響で状況が変わり、「24」シーズン7の放送は、08年1月から09年1月に延期となった。
放送スタートが1年延期となったために、製作陣はTV映画「24/エグザイル(24: EXILE)」の製作に着手。同作はシーズン7の前章となる2時間のパイロット版で、11月23日に全米放送される(DVDは11月25日に全米発売予定)。南アフリカを舞台に、元CTU捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が活躍するというストーリーで、TVシリーズと異なり、外国を舞台にしているばかりか、リアルタイム進行ではないのが特徴だ。
米映画情報サイトIGNが伝えたところによると、同作の出来映えに感激したFOXは、現在、映画化の実現を熱望しているという。幸い、来年1月から放送開始となるシーズン7に関しては、ストライキの開始前にすでに前半の撮影が終わっていたため、今年の年内中に残りの全てのエピソードの製作を終える予定だ。
シーズン8の執筆開始は来年6月のため、脚本家チームには6カ月の猶予が与えられることになり、映画脚本の執筆は十分可能である。