「ダークナイト」超人気!IMAX上映館では「ハリポタ6」予告編も上映
2008年7月15日 12:00
[映画.com ニュース] 7月18日に全米公開されるクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」(8月9日日本公開)の前売り券が、尋常ではない売れ行きを記録。封切り日前夜に行われる先行上映は1500スクリーン分がソールドアウトしたという。
また、IMAX社の発表によると、同作は全米94のIMAXシアターで上映されるが、公開1週間前に100回分(15日の特別先行上映含む)のチケットがソールドアウト。すでに前売り券売上げが200万ドル(約2.1億円)を突破するIMAX新記録を樹立したという。IMAXはオープニング3日間、米国内97のうち96スクリーンで、深夜3時の回を含む24時間体制での72時間ぶっ通し興行に踏み切ることになった。
一方で、ワーナー・ブラザースからもビッグニュースが発表され、同作を上映するIMAXシアターで、ハリー・ポッター最新作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(11月21日公開)の15秒間の予告編が上映されるという。
こうした熱狂ぶりを受けて、映画ジャーナリストのニッキ・フィンケは自身のブログDeadline Hollywood Dailyの記事において、配給元ワーナー・ブラザースの内部情報として「ダークナイト」オープニング3日間の興収目標が1億ドルだったと明かし、彼女自身は「(2時間30分という)上映時間は良い要因ではないが」と前置きした上で、1億3000万ドル(約138億円)も不可能な数字ではないと予想。
歴代オープニング3日間の第1位は「スパイダーマン3」の1億5100万ドル、第2位は「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」の1億3100万ドルだが、フィンケの試算通りになれば、映画史上2位か3位の驚異的なロケットスタートを切ることになる。