「ボーン」「007」のアクション監督が「若き勇者たち」をリメイク
2008年7月11日 12:00
[映画.com ニュース] 今なおカルト的人気を誇る、ジョン・ミリアス監督のSF・サバイバル・青春映画「若き勇者たち」(85)が、リメイクされることが明らかになった。
同作は、ソ連軍に侵攻されたアメリカの田舎町を舞台に、銃を手に戦う高校生たちの活躍を描く物語で、パトリック・スウェイジ、C・トーマス・ハウエル、チャーリー・シーン、リー・トンプソン、ジェニファー・グレイといった80年代の人気スターが大挙して出演している。
米ハリウッド・レポーター誌によると、リメイクを製作するにあたり、MGMは「ボーン・アルティメイタム」や「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」「007/慰めの報酬」と、今やハリウッドで人気・実力ナンバーワンのアクションコーディネーターとして知られるダン・ブラッドリーにアプローチ。ブラッドリーはこれまで第2班の監督を務めたことがあるが、正式な監督はこれが初めてとなる。脚本は、「ディスタービア」のカール・エルスワースが執筆する。
なお、「若き勇者たち」はタカ派らしい好戦的映画として知られ、原題「Red Dawn(赤い夜明け)」は、03年の米軍によるサダム・フセイン(元イラク大統領)拘束作戦のタイトル「Operation Red Dawn(赤い夜明け作戦)」のもとになっていることでも知られる。