つくしたちの「アラフォー」は幻?「花男ファイナル」初日
2008年6月30日 12:00

[映画.com ニュース] 神尾葉子の大人気少女コミックを映像化したシリーズ完結編「花より男子ファイナル」(現在公開中)が初日を迎え、6月28日、東京・有楽町の日劇2にて、主演の井上真央(21)とF4メンバーの松本潤(24)、小栗旬(25)、松田翔太(22)、阿部力(26)、石井康晴監督による舞台挨拶が行われた。
本作は、超セレブばかりが集る英徳学園で、世界的企業の御曹司・道明寺司(松本)と出会った超貧乏な家庭で育った牧野つくし(井上)が、数々の障害を乗り越えて道明寺と婚約するが、道明寺家に嫁ぐ者に代々受け継がれるという推定100億円のティアラを何者かに奪われ、ラスベガス、香港など世界を駆けめぐるというストーリー。
TVドラマから3年間続いたシリーズも、これで完結とあって、井上らは「3年前、まだ18歳だったこのチンチクリンが主演をやらせてもらって、プレッシャーもある中ここまで来られたのは、支えてくれた皆さんのおかげ。今日は何を言おうか考えていたけれど、“ありがとう”の一言に尽きると思います」(井上)、「この舞台挨拶で僕らの『花より男子』は全部終わると思うと、何だか寂しいなと正直思います。でも、みんなとはまたどこかで会えるはずなので、それを楽しみにしつつ、全ての人たちに感謝したい」(松本)と、万感の思いを込めて挨拶。
それに対し、会場からは「やめないで!」との声が上がり、先日の完成披露試写会でキッパリと「これで本当にファイナル」と明言していた石井監督が、「キャストのみんなとは、40歳ぐらいになってまた会いたいねと言っているんです。つくしたちの“アラウンド40”を見たいねって」と、リップサービスしたものの、すぐさま松本が「でも、実際どうなんだろう。はっきり言って、俺ら『花男』をやり尽くした感があるよね」とコメントして、かすかな続編の可能性に希望を抱いたファンに向けて、完全燃焼したことを強調していた。
なお、「花より男子ファイナル」は初日に全国400スクリーンで40万人を動員。興収85億円を突破した「世界の中心で、愛をさけぶ」の動員比1.95倍で、配給する東宝は「興収100億円も狙える」と鼻息も荒い。
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