戸田恵梨香、香川照之らがF4ファンに圧倒された「闘茶」試写会
2008年6月6日 12:00
[映画.com ニュース] 香川照之、戸田恵梨香が主演する日本・台湾合作映画「闘茶/tea fight」(7月12日公開)の完成披露試写会が6月5日、東京・御茶ノ水の全電通労働会館で行われ、香川、戸田のほか、共演する台湾の人気アイドルグループ「F4」のビック・チョウらが舞台挨拶に登壇した。
ビック目当てと思われる大勢の女性客で埋め尽くされた会場からは、ビックが登場すると耳をつんざくばかりの大歓声が巻き起こった。興奮の坩堝と化した場内は、他の登壇者たちが何を話しても大盛り上がりで、香川が「ビックのマネージャーをしてます。撮影中はビックが毎日泣いているので慰めるのが大変でした」とジョークを飛ばすと大爆笑。その様子に香川は、「何を言っても盛り上がっていいですね。本当にビックのマネージャーやりたいです(笑)」
映画は、中国で宋時代に生まれたといわれる、茶を淹れながら風味や様式美、精神性などを競う“闘茶”をテーマに、京都と台北を股にかけて幻のお茶を求める人々を描く。その内容にちなみ、檀上に1キロ500万円という最高級のお茶が用意され、代表して戸田がそのお茶を飲んでイベントを締めくくった。
舞台挨拶後、香川と戸田はマスコミの会見に応じ、戸田は今日の会場の様子を「初めてアジアに行った時、向こうのファンの熱狂に圧倒されたのを思い出しました」と振り返った。舞台挨拶では会場の狂騒ぶりにあまり映画の話も出来なかった2人だが、この場では台湾での撮影裏話など、各々映画について思いを語った。
また、先ほど飲んだ高級茶の感想を求められた戸田は、「スーッと軽くて、詰まっているものがなくなるような……。それしか言えないくらい美味しかったです」と、その味を表現する言葉が見つからないようだったが、それに対して香川は「たぶんヘルシア緑茶の方が美味しいですよ」と、自身がCMに出演している商品を持ち上げて笑いを誘った。
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