ふかわりょうが小朝師匠と友達に?パトリス・ルコント最新作をPR
2008年5月23日 12:00

[映画.com ニュース] 「髪結いの亭主」「仕立屋の恋」などで知られるフランスの名匠、パトリス・ルコント監督の最新友情ドラマ「ぼくの大切なともだち」。5月22日、東京・麹町のTOKYO FMホールにて、本作の応援団長を務めるふかわりょうと、CMでナレーションを担当した春風亭小朝がトークショーを行い、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
本作は、ある日、親友と呼べる人間が1人もいないことを思い知ったフランソワ(ダニエル・オートゥイユ)が、10日以内に親友がいることを証明する羽目になり、偶然乗り合わせたタクシーの運転手ブリュノ(ダニー・ブーン)に、友だちの作り方を教えてもらうというストーリー。
友達のいないフランソワに、「自分の10年後を見せつけられているようだった」と、自身を重ね合わせたふかわは、「ルコントは、僕のために作ってくれたんじゃないかと思った」と、興奮気味。内向的なフランソワと社交的なブリュノ、対照的な2人のどちらに似ているのかを判定する心理学診断テストを受け、“ややフランソワ”という結果が出た小朝に対し、ふかわには“ややブリュノ”というまさかの結果が出ると、「この映画を見るまでは、友達なんていなくていいと思ってた。でも、この映画に出会って、友達が欲しいと思えるようになった。それがこの結果に現れているんだと思う」と妙な自己分析をして、会場の笑いを誘った。
一方、そんなふかわを「そんなこと言うけど、君は常に人を上から見ているよね。観察魔の目だ。実際には友達を求めてはいないでしょう?」と一刀両断にした小朝は、自身の友達観については、「僕はわがままな人間でね、友達イレブンを作ったとしたら、相手の友達イレブンにも入っていないと嫌なんだ」と明かした。さらに、「師匠と友達になって、これから何でも相談したい」という、ふかわからの嘆願を受け入れると、「この人は天才の顔をしているから、10年後はお笑いをやってないかもしれない。10年後が楽しみだね」と持ち上げ、ふかわを喜ばせていた。
「ぼくの大切なともだち」は、6月14日より全国順次公開。
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