英国の“王子”が、歌舞伎界のプリンス・菊之助と日枝神社でヒット祈願!
2008年3月19日 12:00
[映画.com ニュース] スポーツ界ではハンカチ王子(斎藤佑樹)やハニカミ王子(石川遼)、テニス王子(錦織圭)が活躍し、映画界では堂本光一の「スシ王子」が間もなく公開されるなど、“王子”ブームに沸く日本に、本場(?)イギリスから“カスピアン王子”がやってきた。
3月18日、C・S・ルイスの名作ファンタジー小説の映画化シリーズ第2作「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」で、主人公のカスピアン王子を演じるベン・バーンズが来日。また、同作の日本語吹替版でカスピアン王子役を“歌舞伎界のプリンス”尾上菊之助が務めることが発表され、東京・永田町の日枝神社で日英の王子が揃ってヒット祈願を行った。
バーンズは舞台俳優出身で、本格的な映画出演は今回が初。オーディションで世界的人気シリーズの主人公に抜擢された注目株だ。
神主によるお払いを受け、日本の伝統的な儀式を体験したバーンズは、「巫女さんの剣の舞や大きな太鼓の音がちょっと怖かったけど(笑)、とても美しい体験で、本当の王子になったみたい」と上機嫌。初対面となる菊之助については、「日本の伝統的な舞台に立たれている方が関わってくれて嬉しい。今回は時間がないけれど、5月にまた来るから、その時は“日本のカスピアン王子”の舞台を見にいきたい」と語り、2人でガッチリ固い握手。初の声優挑戦となる菊之助は「作品の持ち味を壊さず、自分の個性も出していければ」と抱負を述べた。
また、この日は、続けて新宿バルト9で本作の約20分の特別映像がマスコミに向けて初公開され、同所で行れた会見にバーンズとプロデューサーのマーク・ジョンソンが登壇し、それぞれ映画の見所をアピールした。
「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」は5月21日全国公開。
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