ジブリアニメの秘密がわかる「スタジオジブリ・レイアウト展」今夏開催決定!
2008年3月18日 12:00

[映画.com ニュース] 「風の谷のナウシカ」から新作「崖の上のポニョ」(今夏公開)まで、スタジオジブリ関連作品の“レイアウト”を一挙に展示する「スタジオジブリ・レイアウト展」が、今夏、東京都現代美術館で開催される。
レイアウトとは、1枚の紙に背景とキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークの有無やそのスピード、撮影処理など、そのカットで表現される全てが描かれた、アニメーション制作における画面の設計図とも言えるもの。分業化が進んだ現在のアニメーション制作過程においては欠かせない存在となっているレイアウト・システムは、1974年のTVアニメ「アルプスの少女ハイジ」制作時に高畑勲・宮崎駿監督が初めて本格的に導入したと言われている。
一般的にはあまり知られていないレイアウトだが、特に人気アニメーターが描くようなレイアウトはそれ自体が鑑賞の対象ともなり、ファン向けにレイアウト集などが発売されたり、資料集などに収録されるアニメ作品も少なくない。ジブリ作品のレイアウトが公開されることで、これまでその存在を知らなかった人々にも、アニメーション制作過程の一端が広く知られる機会になりそうだ。
今回の展覧会では、スタジオジブリ、三鷹の森ジブリ美術館全面協力のもと、最新作「崖の上のポニョ」も含む宮崎監督直筆のレイアウトを中心に、高畑・宮崎両監督が手がけたジブリ作品や、ジブリ以前の作品も加えたレイアウトを一挙に約1000点、初公開される。
「スタジオジブリ・レイアウト展」は、7月26日から9月28日まで、東京都現代美術館で開催。ジブリ関連の美術展といえば、昨夏開催された「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」が会期や開館時間を延長するなど盛況だったことから、本展も連日混雑が予想されるが、今回は日時指定の予約制が取られるとのこと。チケットは5月24日よりローソンで独占発売。
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