「セックス・アンド・ザ・シティ」のヴォーグ誌特写行われる!
2008年3月18日 12:00
[映画.com ニュース] 映画版「セックス・アンド・ザ・シティ」(5月30日全米公開、今秋日本公開)の米ヴォーグ誌によるフォトセッションが3月上旬、ニューヨークの5番街など市内各所で行われた。
撮影されたファッションポートレイトは、キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)と、彼女の恋人Mr.ビッグ(クリス・ノース)を写したもので、カメラマンは写真界の大御所アニー・リーボビッツ。今度の映画版ではキャリーがヴォーグ誌のスタッフになることから、同誌に掲載される。
一方で、サラ・ジェシカ・パーカーは、ラスベガスで行われていた映画見本市ショーウエストに登場。記者会見で「ストーリーについて聞きたいんでしょう?」と口火を切った彼女は気になる内容について次のように語った。「とても驚かせる出来事が見せられると思う。登場人物たちに、シリアスな何かが起こるの。それは実生活でもリアルなことで、友人関係におけるはかりごとや失望といったことね。下品で、辛らつで、汚ない部分も多いけど、とってもスマートなストーリーだと思う。マイケル・パトリック(・キング。映画版の監督・脚本家)は美しい脚本を私本位に、私の人生最高の役を書いてくれたのね」
撮影についても、「信じられない体験だった。正直、撮影の初日から最高だった」と語る彼女は、TV版クルーとキャストを呼び戻すために、映画版プロデューサーとしても1年半あまり奔走したという。「晩夏から初秋という一年で最もパーフェクトでロマンティックな時期に再演するチャンスに恵まれたのは完璧だった。苦労なんて何もなかった」と、近く完成する作品の出来にも自信満々の様子だ。
今年5月のカンヌ国際映画祭でプレミアが行われるという噂があるが、「どこで公開されるかに関しても、この映画のための最善の策を見つけなきゃね。全米公開2週前にカンヌで上映できたら、そりゃサプライズだと思うけど。来週には何か決まるかも」と発言。
さらに、「Lipstick Jungle」や「Cashmere Mafia」といった“第2の「セックス・アンド・ザ・シティ」”とも言うべき新TVシリーズが作られていることに関しても、「それはファンタスティックなことだわ」と、女性をターゲットに絞った番組作りを応援しているともコメントした。