「24」シーズン7の“パイロット版”となるTV映画、今秋放送!
2008年3月10日 12:00

[映画.com ニュース] ジャック・バウアーが活躍する「24」のTV映画が新たに制作され、今秋TV放送されることになった。米ハリウッド・レポーター誌が伝えたもので、米FOX「24」のプロデューサー陣は3月5日、シーズン7(09年1月放送開始)への橋渡しとなる作品として、2時間のTV映画を制作準備中だと公表した。なお、これは長い間噂になっている劇場用映画版とは全く違うもの。
FOXの看板TVシリーズ「24」は、昨年11月5日より始まった米脚本家組合(WGA)ストライキの影響を受け、シーズン7の8話分までの撮影を完了したところで、制作休止に追い込まれ、09年1月へと放送開始が延期されていた。
シーズン7は首都ワシントンD.C.が舞台で、初の女性米大統領(チェリー・ジョーンズ)が登場。政府のエージェントとして、テロリストたちと“不眠不休”で戦うジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)の活躍を描く。
TV映画のストーリーの詳細は明らかになっていないが、同作はシーズン6と7のギャップを埋める内容になる模様だ。というのも、前シーズン6の全米放送開始は06年末のこと。シーズン7放送開始まで丸2年間のブランクが空いてしまうことから、プロデューサー陣は“パイロット版”的TV映画で視聴者の関心を引き寄せるのが狙いのようだ。
すでに「24」の脚本家チームは仕事に戻り、4月からのシーズン7制作再開を待っている状態だ。だが、WGAスト終結後、共同クリエイターで、エグゼクティブプロデューサーだったジョエル・サーナウは惜しくもプロダクションを離れている。
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