アカデミー主演男優賞は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のデイ=ルイス
2008年2月26日 12:00

[映画.com ニュース] 第80回アカデミー賞各部門が2月25日(日本時間)発表され、ポール・トーマス・アンダーソン監督作「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(4月28日公開)に主演したイギリス人俳優、ダニエル・デイ=ルイスが、89年の「マイ・レフトフット」に続き、2度目の主演男優賞を獲得した。
同作は、作家アプトン・シンクレアの小説「石油!」を原作に、20世紀初頭のカリフォルニア州を舞台にして、石油採掘者として成功をつかみながら、どん欲ゆえに身を滅ぼしていく男の骨太な人生を描く一大叙事詩だ。野心と欲の権化のような男を演じたデイ=ルイスは、米映画俳優組合賞(SAG)など今年の各映画賞をほぼ総なめにしていた。前回オスカーを受賞した「マイ・レフトフット」以後も、「父の祈りを」と「ギャング・オブ・ニューヨーク」でオスカー候補になっている。
デイ=ルイスは、壇上でプレゼンターのヘレン・ミレンの前にひざまずいてオスカー像を受け取って一言。「これでナイト爵位にかなり近づいたようです」と、昨年エリザベス女王役を演じてオスカーを受賞したミレンを横目に挨拶した。
また、P・T・アンダーソン監督の才気なしに、この受賞はありえなかったと改めて感謝。「ありがとう、ポール」と万感の思いを込めて語った。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー