「ホビットの冒険」監督が、ギレルモ・デル・トロに正式決定へ!
2008年1月30日 12:00
[映画.com ニュース] 「ヘルボーイ」「パンズ・ラビリンス」で知られる“メキシコの奇才”ギレルモ・デル・トロ監督が、J・R・R・トールキン原作の「ホビットの冒険」の監督を正式にオファーされた模様だ。
ピーター・ジャクソン監督の「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の前章(プリクエル)となる「ホビットの冒険」について、ジャクソン監督は、脚本家でプロデューサーの妻フラン・ウォルシュとともに製作総指揮での参加になるため、誰がメガホンを握るのかハリウッド中の注目の的だった。そんな中、米ハリウッド・レポーター紙が、デル・トロ監督は現在、噂通り2部作となった「ホビットの冒険」の正式交渉を行っていると報道した。
デル・トロ監督は「ホビットの冒険」の映画化への意欲を表明しているため、この報道が事実だとすれば、実現は間違いないとみてよいだろう。
デル・トロ監督はシリーズ最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝」の監督を熱望していたことでも知られるが、同シリーズのプロデューサー、デビッド・ヘイマンは「多忙な監督なので現実的ではないだろう」と語っている。デル・トロ監督は現在「ヘルボーイ2」(7月11日全米公開)の仕上げを行っている。
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