日本生まれの「スピード・レーサー」に日本企業の大型タイアップが決定!
2008年1月15日 12:00
[映画.com ニュース] 「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟が監督・脚本を手掛ける話題作「スピード・レーサー」。往年の日本の人気アニメ「マッハGoGoGo」を実写映画化する本作に、日本の大手企業の強力タイアップが決定した。
トータルカーライフサービス業のオートバックスグループ店舗を展開する株式会社オートバックスセブンと、タイヤメーカーの横浜ゴム株式会社が、作中にロゴマークや商品を登場させる“プロダクト・プレイスメイント”を行う。1月11日、千葉・幕張メッセで開催された「東京オートサロン2008」会場で、その製作協力発表会見が開かれた。
今回決定したプロダクト・プレイスメントで、両社ともに劇中のサーキットコース、レーシングカーへの商標を掲出するほか、オートバックスセブンは同社のレーシングチームが開発した「ガライヤ」の未来型マシンを劇中レースへ参戦させ、横浜ゴムは、主人公スピード・レーサーが駆るマシン「マッハ号」に、同社のプレミアムタイヤ「ADVAN A050」を装着させる。
「マトリックス」3部作以来となるウォシャウスキー兄弟監督作ということで、世界中から注目を集める「スピード・レーサー」とタイアップすることについて、会見に登壇したオートバックスセブンの販売促進部長・森山眞臣氏は、「世界7エリアに約670店舗を展開しているが、今回は初の世界的なプロモーション。国内のみならず世界でも当社のPRになると思う」とコメント。横浜ゴムのタイヤ企画本部長・小林達氏も「ADVANというタイヤは世界中のプレミアムカーに装着されているが、そうした我々の活動が、この映画とコラボレーションすることで広く知れ渡れば」と期待を寄せた。
また、当日のオートバックス・ブースには劇中に登場するという「ガライヤ」の、横浜ゴムのブースには、同社のタイヤを装着した主人公機「マッハ号」のそれぞれ実物大レプリカが展示され、注目を集めていた。
「スピード・レーサー」は5月9日に全米公開、日本では7月5日全国公開となる。
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