J・J・エイブラムスの新作「クローバーフィールド」、着想は原宿のキディランド
2008年1月9日 12:00

[映画.com ニュース] 衝撃的な予告映像で話題を集めた謎の新作映画「クローバーフィールド」が、1月18日の全米公開を間近に控え、新たなマーケティングキャンペーンを展開している。
各インターネットサイトを利用し、海底油田の採掘場が何者かによって破壊されるという偽のニュース映像を放出。イタリア語版やドイツ語版、スペイン語版など、それぞれ少しずつ違った内容となっており、英語圏の映画ファンたちは「一体、何と言っているんだ?」と頭を掻きむしっているようだ。
ニュース映像によると、その油田は「タグルアト」という日本企業のものであるという。tagruato.jpには「タグルアト」の企業サイトがしっかり出来ており、社史からプレスリリースまで、あたかも実在する企業のように作り込まれている。同作のプロデューサーであるJ・J・エイブラムスの人気TVシリーズ「LOST」でも、「ダーマ・イニシアティブ」という架空の研究プロジェクトがミステリーの鍵となっているだけに、今回もさすがエイブラムスらしい仕掛けと言える。
架空サイトによると「タグルアト」は石油会社で、傘下には、深海の生物資源調査を行う「ヨシダ・メディカル・リサーチ」、中毒性の高いソフトドリンクを販売する「SLUSHO!」、宇宙開発から武器開発まで行う重工業メーカー「BOLD FUTURA」、石油化学会社「Para FUN! WAX DISTRIBUTORS」などがあるという設定。「クローバーフィールド」の謎のモンスターの正体を想像するうえで、ヒントとなりそうだ。
ちなみに、エイブラムスは「クローバーフィールド」の構想について、監督作「M:i:III」(06)で来日した際に、原宿のキディランドで「ゴジラ」の模型を見た時に思いついたと明かしている。
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