ジョニー・デップ来日!時間延長で2500人のファンの声援に応える
2008年1月9日 12:00
[映画.com ニュース] 「チャーリーとチョコレート工場」の名コンビ、ティム・バートン監督&ジョニー・デップが、新作「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」のPRで来日を果たし、東京・六本木の六本木ヒルズアリーナで開催されたレッドカーペットイベントに出席した。デップは昨年の「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」以来、約8カ月ぶり5度目の来日。
本作は、トニー賞8部門に輝いたスティーブン・ソンドハイムによる同名ブロードウェイ・ミュージカルを映画化したもので、19世紀末のロンドンを舞台に、無実の罪で島流しにされた上に、好色な判事の策略で妻子を奪われた理髪師の復讐を描く。劇中でデップは復讐に燃える残忍な切り裂き魔に扮している。
デップは昨年末に“07年最高のサイナー(サインする人)”に選ばれているだけあって、この日も送迎の車から降りるなり会場に入れなかった沿道のファンにも優しく語りかけながらサインや撮影に応じた。予定時間をオーバーしても1人1人に丁寧に応対するデップの姿に、ファンから熱いタメ息がこぼれた。
最後にステージに上がったバートン監督とデップは、「いつも私たちを温かく迎えてくれてありがとう。この映画ではジョニーが歌声を披露しているので、それも楽しんでほしい」(バートン監督)、「ティムの映画はいつもスペシャルだけど、この映画はその中でもスペシャルな作品。ぜひ楽しんで見て」(デップ)、と一言ずつ挨拶するにとどまったが、ファンには大満足のプレミアイベントとなった。
「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」は1月19日より公開。