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キーラ・ナイトレイ、「パイレーツ4」出演の意志なし?

2007年12月10日 12:00

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アクション映画から、もう卒業?
アクション映画から、もう卒業?
Photo:AFLO

[映画.com ニュース] 12月7日より全米で限定公開が始まったジョー・ライト監督の文芸映画「つぐない」の主演女優キーラ・ナイトレイが、先週ニューヨークで行われた記者会見で、製作が待たれる「パイレーツ・オブ・カリビアン」のシリーズ第4弾に出演する意志がないことを明かした。

同シリーズで男勝りな女性エリザベス・スワンを演じて人気を集めたキーラは、会見で「パイレーツ4」出演に関する質問を受けると、少し寂しげでシリアスな声で、「もう1本続編に出るなんて想像もできないわ。驚異的な体験だったし、素晴らしいことだったけど、私にはたぶん3作で十分だと思う」と即答したという。

売れっ子キーラは、レイフ・ファインズ共演でダイアナ元皇太子妃の祖先にあたるデボンシャー公爵夫人を演じる歴史劇「The Duchess(公爵夫人)」や、シエナ・ミラーキリアン・マーフィと共演するアイルランドの詩人ディラン・トーマスの伝記映画「The Edge of Love」(「The Best Time of Our Lives」から改題)も撮影済みだ。

つぐない」は、イアン・マキューアンのベストセラー小説「贖罪」(新潮社刊)を「愛の落日」のクリストファー・ハンプトンが脚色、「プライドと偏見」のジョー・ライト監督が映画化したワーキングタイトル製作の文芸ドラマ。1930年代、政府官僚の娘セシリア(キーラ・ナイトレイ)と使用人の息子ロビー(「ラストキング・オフ・スコットランド」のジェームズ・マカボイ)の恋は、娘の13歳の妹ブライオン(「ラブリー・ボーン」のセルシャ・ローナン)の誤解によってスキャンダルとなって、引き裂かれる。激動の時代を背景に3人の悲しい運命を描く愛と償いの物語。日本公開は08年GWの予定だが、オスカーの風格を備えた文芸作品として全米の批評家の評価は高く、ヌードシーンを披露して、歴史に翻弄された英国女性をたくましく演じたキーラはアカデミー主演女優賞有力だと見なされている。

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