東国原知事が任命!ペンギンキャラが宮崎サーフィン大使に!
2007年11月12日 12:00
[映画.com ニュース] ペンギンたちが繰り広げる熱いサーフィン・バトルを描いたCGアニメーション「サーフズ・アップ」。本作の主人公であるイワトビペンギンのコディが、宮崎県の“宮崎サーフィン大使”に任命され、去る11月7日、コディが同県の東国原英夫知事を表敬訪問。“宮崎サーフィン大使”任命式が行われた。
宮崎県は南北400キロの海岸線を有しており、サーフィンの世界大会も開催されるなど、サーファーのメッカとして知られているが、今回はそれを全国的に宣伝をするため、「サーフズ・アップ」との共同キャンペーンを行うことになった。コディは同作の公開終了まで全国の有名スポットを回り、宮崎のサーフィンという観光資源と同作のPRを行っていくとのこと。
コディに任命書を手渡した東国原知事は、「いろんな所で挨拶してますけど、着ぐるみに向かって挨拶したのは初めてです(笑)」と苦笑しながらも、「コディが宮崎へのサーフィン目的の観光客や移住者(の増大)を一押ししてくれるといいですね」と期待を寄せた。
また、任命式後にはコディから知事の似顔絵が入ったサーフボードをプレゼントされ、ご満悦の様子の東国原知事。しかし、肝心のサーフィンについては「以前はしましたが今はあまりしません。宮崎ではまだやったことないです」とのことで、多忙な知事の仕事でサーフィンを楽しんでいる余裕はないようだ。さらに「恋のビッグウェーブは来ていますか?」と質問が飛ぶと、「昔は“オフショア”(岸から沖に向かって吹き、サーフィンに適した風)だったけど、今は“なぎ”(風が止んで波がないこと)です」とユーモアを交えて返答。連日メディアに出ずっぱりで人気絶頂の知事だが、プライベートでは恋の波には乗れていないようだ。
なお、今回のキャンペーンを記念して、宮崎県のサーフポイントを「サーフズ・アップ」のキャラクターが紹介する、特設サイト「宮崎サーフィンナビ」も展開中。宮崎県の各サーフポイントをコディが訪れている様子が紹介されている。「サーフズ・アップ」は12月15日全国ロードショー。