P・ジャクソン監督作「ラブリー・ボーン」、クランクイン前日に交代劇!
2007年10月24日 12:00

[映画.com ニュース] 「キング・コング」(05)以来となるピーター・ジャクソン監督の新作「ラブリー・ボーン」が、10月22日に米ペンシルベニア州でついにクランクインした。だが、米バラエティ紙によると、その前日にマーク・ウォールバーグの出演が急遽決定したという。
その理由は、19日に突如ライアン・ゴスリングの降板が決まったため。そこで、M・ナイト・シャマラン監督の新作「ザ・ハプニング(The Happening)」の撮影を終えたばかりのウォールバーグが急遽代役として指名され、クランクイン前日の21日に彼が撮影台本を読んで出演に合意し、ゴスリングの代役に決まったという。その役柄は、レイプ犯に殺害される主人公の娘スージー(セルシャ・ローナン)の父親ジャック・サーモンで、レイチェル・ワイズと夫婦役を演じることになる。
ゴスリングが降板した理由については明らかにされていないが、情報筋によればジャクソン監督との「クリエイティブ面での相違」によるものだとか。ゴスリングは同作の父親役を演じるために、体重を20ポンド(約9キロ)増量するほどの意気込みを見せていた。
ちなみに、ジャクソン監督にとって、出演予定の役者がクランクイン直前に降板するのは今回で2度目。「ロード・オブ・サ・リング」の時、アラゴルン役に決まっていたスチュアート・タウンゼントが撮影の3日前に降板し、その代役としてビゴ・モーテンセンにオファーしたという経緯がある。結果的にこのキャスティングが大当たりしたため、今回の騒動もプラスに作用するかもしれない。
ちなみに、ウォールバーグは「ラブリー・ボーン」撮影直後に、ダーレン・アロノフスキー監督のボクサーの伝記映画「ザ・ファイター(The Fighter)」でブラッド・ピットと兄弟役を演じることになっている。
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