「スーパーマン・リターンズ」の脚本家2人は続編にリターンせず
2007年10月23日 12:00

[映画.com ニュース] 現在製作準備中の、「スーパーマン・リターンズ」(06)の続編となるワーナー・ブラザース映画「Superman: Man of Steel」の脚本家のクレジットから、前作の原案・脚本を務めたマイケル・ドハティとダン・ハリスの名前が消えることになったと米バラエティ紙が伝えた。なお、ブライアン・シンガー監督を加えた3人で、「X-MEN2」(03)の脚本も手掛けていた。
ワーナーは、スーパーマンが次に登場する映画を、バットマンやワンダーウーマンも登場するコミックヒーローの“ドリームチーム”映画「ジャスティス・リーグ(Justice League of America)」にしたい意向のようだ。しかし、ワーナーが、まるで前作がなかったかのように「Man of Steel」に新しい布陣で挑んでいることに対し製作陣は冷ややかな対応を見せている。
2人をクビにした理由については、前作で恋人ロイス・レーンと共に“スーパーマンの息子”を登場させてしまったことが原因とか。また、全米で2億ドル(約230億円)、海外で1億9100万ドル(約220億円)に終わった興収がワーナーの当初の目標に及ばなかったことも大きかった。相次ぐ監督交代で、総製作費は2億7000万ドル(約311億円)にまで膨らみ、結局は赤字だった。
一方で、ユニバーサル・ピクチャーズで「ハルク」の続編を製作中のライバル、マーベル・スタジオが、アン・リー監督の前作の興行的失敗から、監督や主演(エリック・バナからエドワード・ノートンへ)を続編で入れ替えていることにも影響を受け、ワーナー側もテコ入れを敢行することになったらしい。
しかし、ワーナーは、レジェンダリー・ピクチャーズが共同製作して資金集めや製作準備を進めている「Man of Steel」でも、ブランドン・ラウスに「S」のマークが入った青と赤のタイツを着させるとのこと。またシンガー監督も、昨年の米サンディエゴで行われたコミコン(Comic-Con)で、ファンの前で続編の監督宣言をしており、今のところその地位は不動のものらしい。
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