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宮藤官九郎、松尾スズキ新作を語る「クワイエットルームにようこそ」

2007年10月16日 12:00

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松尾スズキ監督に賛辞! 「クワイエットルームにようこそ」宮藤官九郎
松尾スズキ監督に賛辞! 「クワイエットルームにようこそ」宮藤官九郎

[映画.com ニュース] 06年度芥川賞候補になった松尾スズキの同名小説を、松尾自らが映画化した「クワイエットルームにようこそ」。公開を目前に控え、内田有紀演じるヒロインの相手役を演じた宮藤官九郎がインタビューに応じてくれた。

アルコールと睡眠薬の過剰摂取により精神病院に運び込まれたフリーライター明日香(内田有紀)は、ある日真っ白な部屋で手足を拘束されて目を覚ます。そこは“クワイエットルーム”と呼ばれる女子だけの閉鎖病棟の保護室だった。そこからは担当医と同棲相手の鉄雄(宮藤官九郎)の同意を得られない限り退院し、出られない。かくして明日香のめくるめく日々が始まった……。

原作が出版されてすぐに読んだという宮藤は、「松尾さん作品の中ではすっきりしていてストイックに書いてるな、という印象ですね。読み進めるうちに松尾さんの小説だと意識しなくなるぐらい入り込んでいきました」と初めて小説を読んだ時の印象を話す。

劇中、宮藤は売れっ子放送作家として多忙な生活を送る鉄雄役を演じているが、かつて自身も「笑う犬」シリーズ、「リチャードホール」ほか数多くのバラエティ番組に携わっていた経歴を持つため、役と重なる部分も多い。「僕がバラエティ番組をやっていた頃は、12時間ぶっ通しの構成会議に出たあと、そのまま寝ずに(大人計画の)芝居の稽古に行ったりしてました。そんな状態でさらに別の仕事が重なったりすると、“追い込まれていく自分”がだんだん面白くなってきちゃうんです。きっと鉄雄にも似たような背景があるんだろうなと思いながら演じていました」

「松尾さんの作品に参加できて嬉しかったし、自由に演じさせてくれたのでやりやすい現場でした」と今回の撮影を振り返った宮藤は、「重い内容の映画ではありますが、見終わった後に自分もクワイエットルームから出たような気持ちになれる作品です。この作品を撮った松尾さんは、改めてスゴイと思いました」と、映画の魅力をアピールするとともに、長きにわたって舞台というフィールドで一緒に仕事をしてきた松尾スズキの“映画監督”としての才能に賛辞を送った。

クワイエットルームにようこそ」は10月20日よりシネマライズほかにて全国公開。

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