最も偉大な音楽映画ベスト50は?ロンドンの情報誌が発表
2007年10月9日 12:00
[映画.com ニュース] 英ロンドンの情報誌タイムアウト・ロンドンが、「映画史上の偉大な音楽映画ベスト50」を発表した。これは、実在したミュージシャンを扱ったドラマやドキュメンタリーを対象にしたもので、07年サンダンス映画祭観客賞を受賞し全米で異例のスマッシュヒット作した「ONCE/ダブリンの街角で」(11月3日公開)のような架空のミュージシャンを描いた作品は除外されている。
1位に輝いたのは、新作「I'm Not There」(08年公開)でケイト・ブランシェットなど6人の俳優にボブ・ディランを演じさせたトッド・ヘインズ監督が、バービー人形を使ってカーペンターズの妹カレン・カーペンターの生涯を綴った43分の短編映画「Superstar: the Karen Carpenter Story」(日本未公開)。また、2位にはボブ・ディランの65年の英国ツアーを追った「ドント・ルック・バック」、3位にはローリング・ストーンズの69年の全米ツアーを追った「ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター」と、“大物”のドキュメンタリーが上位にランクイン。
チャーリー・パーカーの伝記映画「バード」(クリント・イーストウッド監督)が10位、モーツァルトの伝記映画「アマデウス」(ミロシュ・フォアマン監督)が30位、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(ビム・ベンダース監督)が41位に入るなど、さまざまなジャンルの音楽映画が選出されている。トップ10は以下の通り(製作年度/監督名)。
2.「ドント・ルック・バック」(67/D・A・ペネベイカー)
3.「ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター」(70/デビッド&アルバート・メイズルス、シャーロット・スウェリン)
4.「24アワー・パーティ・ピープル」(02/マイケル・ウィンターボトム)
5.「トプシー・ターヴィー」(99/マイク・リー/未)
6.「モンタレー・ポップ」(67/D・A・ペネベイカー)
7.「Be Here To Love Me」(04/マーガレット・ブラウン、日本未公開)
8.「グレン・グールドをめぐる32章」(93/フランソワ・ジラール)
9.「Cocksucker Blues」(72/ロバート・フランク/未)
10.「バード」(88/クリント・イーストウッド)
関連ニュース



ジェームズ・マンゴールド監督が語る、ボブ・ディランの初期の5年間に見出した“映画で描くべき寓話”【「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」インタビュー】
2025年2月28日 11:00


草彅剛主演「新幹線大爆破」4月23日配信決定 「今際の国のアリス」S3、「グラスハート」の新情報も【2025年ラインナップ発表イベント】
2025年2月12日 18:10

映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)