「ブレードランナー ファイナル・カット」が日本でも劇場公開。初日決定!
2007年10月4日 12:00
[映画.com ニュース] ワーナー・ブラザース映画が、「ブレードランナー ファイナル・カット」(監督リドリー・スコット、主演ハリソン・フォード)を日本でも劇場公開すると正式に発表した。11月17日より東京・新宿バルト9にて、11月24日より大阪・梅田ブルク7にて最新のデジタル上映で公開される。スクリーンで見られるのはこれが最後のチャンスになる。
「ブレードランナー ファイナル・カット」は、フィリップ・K・ディック著「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を映画化したもので、82年にオリジナル版、92年に「ディレクターズカット/最終版」として公開された、先駆的ビジュアルと哲学的要素も強いストーリーで、映画ファンに高く評価されている近未来SF映画の金字塔「ブレードランナー」の最新版。
劇場公開25周年を迎える今年、リドリー・スコット監督自らの手で「ディレクターズカット/最終版」をベースに、再編集やデジタル修正を行って美しい映像で蘇らせたもの。今年の9月1日、第64回ベネチア国際映画祭でデジタル上映にてワールドプレミアが開かれ、スコット監督をはじめ、ルトガー・ハウアー、ダリル・ハンナ、エドワード・ジェームズ・オルモスも出席して記者会見も行われ、大きな注目を集めた。アメリカでは10月にニューヨークとロサンゼルスにてデジタル上映で公開される。
ワーナー日本支社はこの大きな反響を受けて、12月14日にリリースされる「ファイナル・カット」を含むDVDボックスセット「ブレードランナー アルティメット・コレクターズ・エディション」の発売前に、日本での劇場公開を調整してきたが、このたび公開館が決定した。