映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

さよなら、ミス・マネーペニー!007シリーズの名脇役逝く

2007年10月1日 12:00

リンクをコピーしました。
「ジェームズ、Mがお待ちかねよ」は、 マネーペニーの名セリフ
「ジェームズ、Mがお待ちかねよ」は、 マネーペニーの名セリフ
Photo:AFLO

[映画.com ニュース] ジェームズ・ボンド映画の“ミス・マネーペニー”役で知られる女優ロイス・マックスウェル(80)が、オーストラリア西部パース近郊の病院で9月29日死去した、と英BBCが伝えた。死因はガンだという。

彼女が演じたマネーペニー女史(本名は“ジェーン・マネーペニー”)は、英国情報部MI6のコードネーム“007”ことジェームズ・ボンドの上司、Mの美人秘書。イアン・フレミングの小説や映画化作品になくてはならないキャラクターで、シリーズ第1作「007/ドクター・ノオ(007は殺しの番号)」(62)から「007/美しき獲物たち」(85)までの全14作に出演し、ボンドとの軽妙でセクシャルな会話はシリーズの売り物の一つだった。

マックスウェルは1927年2月14日、カナダ・オンタリオ生まれ。15歳で英国に渡り、王立演技アカデミーで学んで、のちの3代目ボンド、ロジャー・ムーアと親友関係に。その後ハリウッドで映画デビューし、翌47年のシャーリー・テンプル主演の喜劇「That Hagen Girl」で米ゴールデン・グローブ新人女優賞を受賞。翌年、マリリン・モンローらと共に米ライフ誌が特集した“次代のスター8人”に選ばれた。その後、親友ムーアと7本のボンド映画で共演した。他の主な出演作に「ロリータ」(スタンリー・キューブリック監督)など。89年に女優を事実上引退していた。

ムーアはBBC TVに「彼女はとても優秀な女優で、すごいユーモアの持ち主だった。彼女こそMに“昇進”すべきだったのに、叶わなくて大いに残念だ。彼女ならどんなにステキなMを演じられただろう」とユーモアあふれる弔意のコメントを寄せている。


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る