ローランド・エメリッヒが「ミクロの決死圏」をリメイク
2007年8月20日 12:00
[映画.com ニュース] ローランド・エメリッヒ監督が、「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」に続き、20世紀フォックスで手掛けるSF大作が決定。米バラエティ紙によると、66年製作のSF冒険映画「ミクロの決死圏」のリメイクを手掛けるようだ。数年前にも話題になった企画だが、今回は本格的に始動しそうだ。
オリジナルは、「トラ・トラ・トラ!」「ソイレント・グリーン」のリチャード・フライシャー監督作品で、ラクエル・ウェルチやドナルド・プレザンスが出演した。ストーリーは、脳内出血を起こした要人を救うため、5人の科学者が特殊潜航艇プロテウス号に乗り込んでミクロサイズに縮小されてその体内に入り、体内から疾患を治療しようというもの。縮小期間がわずか1時間であるスリル、人体内の描写のイマジネーションで人気を博し、全世界で何度もリバイバル公開された不朽の名作だ。
今回の脚本は「ナショナル・トレジャー」の脚本家夫妻のマリアンヌ&コーマック・ウィバーリーに打診されているとのこと。現在映画化されるなら、最新医学知識と最新VFXが駆使された驚異の体内生命活動のビジュアル化が期待できそうだ。
同作は、エメリッヒ監督の製作プロ“セントロポリス・エンタテインメント”と、「ターミネーター」「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督の製作プロ“ライトストーム・エンタテインメント”の共同製作。
エメリッヒ監督の最新作は、見る者を紀元前1万年の世界へ誘うワーナー映画「10000 B.C.」(08年3月全米公開)。
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