デビッド・リンチ監督新作でホームレス役に!裕木奈江が舞台挨拶
2007年8月3日 12:00

[映画.com ニュース] 「マルホランド・ドライブ」(01)以来、5年ぶりとなるデビッド・リンチ監督の新作「インランド・エンパイア」が7月21日より公開されている。3時間に及ぶ大長編にも関わらず連日リンチファンが詰め掛け盛況だが、これを記念して本作に出演している裕木奈江が、8月2日、東京・恵比寿の恵比寿ガーデンシネマにて、上映前に舞台挨拶を行った。
本作は、ハリウッド女優ニッキー・グレース(ローラ・ダーン)がポーランド映画のリメイクに主演し再起を図るが、相手役の俳優と映画同様に私生活でも不倫関係になり、やがて現実と映画との境界があいまいになっていくという、リンチらしい不条理に満ちた難解なミステリー。「マルホランド~」のナオミ・ワッツがカメオ出演しているほか、裕木奈江がホームレス役で出演している。
裕木は現在、ロサンゼルス在住。近年はクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」(06)に出演するなど、海外作品での活躍が目立つ。今回のリンチ作品への出演は、「日本人のエキストラを探していると聞き、監督に会いに行ったら、私を見るなり『映像が浮かんだ!』と、東洋人のホームレス役をオファーされました」とのこと。後日、4ページ分ものセリフが書かれたFAXが届いたそうで、「英語のセリフを覚えるのは大変でしたが、怖さよりも学生の頃からファンだったリンチ監督の作品に出演できる喜びの方が大きかったです」と貴重な経験を振り返り、最後に「いろんな出来事が交錯するさまは現実の人生に近い。リンチ監督の独特の感性を楽しんで!」とメッセージを送った。
今年は本作の公開だけでなく、リンチ監督のTVドラマ「ツイン・ピークス」シーズン2のDVDが発売(11月9日)される。
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