美人格闘家が痴漢に喝!「消えた天使」女性限定試写会
2007年8月1日 12:00
[映画.com ニュース] 「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ監督が、リチャード・ギアとクレア・デーンズを主演に迎えて描くサイコ・サスペンス「消えた天使」。7月31日、東京・新橋のスペースFS汐留にて女性限定試写会が開催され、女子プロレスラーの風香と空手家の小林由佳がゲストで登場した。2人は、映画が“性犯罪”をテーマに扱っていることにちなんで、性犯罪の中でも身近に起こりうる女性の大敵“痴漢”の撃退法を伝授した。
「消えた天使」は、性犯罪登録者の監視を続けてきた監察官エロル・バベッジ(リチャード・ギア)が、新人女性監察官アスリン・ラウリー(クレア・デーンズ)と共に、ある女子大生の誘拐事件を追っていくというストーリー。性的暴行などの描写がある本作を見て、「こんな惨いことがあるなんてショック」と話す風香は、自身も今年2月に痴漢の被害に遭ったという。その時の様子を聞くと、「自宅前で後ろからいきなり襲われ、蹴りで撃退した。犯人の顔をずっと覚えていたので、その後3カ月間ぐらい自宅周辺をパトロールして犯人を捕まえた」と、格闘家らしい武勇伝を披露し、女性客から感嘆の拍手が送られた。
その後、2人は痴漢に襲われそうになった場合の対処法をそれぞれ披露。トーク中のおっとりしたイメージとは裏腹に、目にも止まらぬスピード技を繰り出して会場を沸かせた。最後に、小林が「これからどんどん暑くなり、さらに薄着になる季節。映画を見て気を引き締めて」と注意を促すと、風香は「痴漢はアカンで!」と女性を狙う犯罪者たちを一喝した。