“アメリカン・アイドル”キャサリン・マカフィー映画初主演
2007年6月12日 12:00
FOXチャンネルで放映中の米アイドルオーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン6もいよいよ大詰め。ジョーダン・スパークス(17)とブレイク・ルイス(25)のTOP2による6月16日(歌の審査)・17日(結果発表)放送の“優勝決定戦”を残すのみになった。
今年のアカデミー賞では、シーズン3ファイナリスト(TOP7)だったジェニファー・ハドソンが「ドリームガールズ」で助演女優賞を受賞するなど、音楽業界のみならず映画業界も席巻する同番組出身者であるシーズン5準優勝者“マカフィーバー”ことキャサリン・マカフィーが。6月初旬、インディーズ系のロマンティックコメディ「The Last Caller」(09年全米公開)で初主演することを、米ビルボード誌などが伝えた。キャサリンは06年のコメディ「Crazy」(日本未公開)に端役で出演しているが、これが本格的女優デビューになる。06年6月に「My Destiny」で歌手デビューを果たした彼女は、1年間に声もルックスもだいぶ洗練されたと大評判だ。
同作品の脚本は、これが初監督になる新鋭マイケル・アルバネーゼ。物語は、妄執を抱えた女性(キャサリン)が本当の恋を求めて彷徨(さまよ)いながら、真実の愛を見つけるというもの。「トゥモロー・ワールド」の製作者ヒラリー・ショーらがプロデュースを務める。この企画のディペロップにはキャサリン自身も加担しているが、低予算作品であることから、女優としての真価は配役される男優(恋の相手)次第になりそうだ。