タランティーノも出演!三池崇史監督「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」
2007年6月12日 12:00

現代日本映画界を代表する鬼才・三池崇史監督が西部劇と時代劇を融合させて製作した異色作「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」のクランクアップ記者会見が、6月11日、東京・内幸町の帝国ホテルで行われ、三池監督以下、主演の伊藤英明、伊勢谷友介、木村佳乃、桃井かおり、安藤政信、香川照之、そしてアメリカから来日したクエンティン・タランティーノが出席した。
同作はイタリア製西部劇“マカロニ・ウエスタン”に引っかけて、日本製西部劇“スキヤキ・ウエスタン”と題した企画で、全編英語で撮影されたことも話題。メガホンを取った三池監督は「普通は通らない企画だが、面白いといってくれたプロデューサーがいて(企画が)スタートしました。全編英語にした理由は、役者たちが英語と闘っている間に撮影を進めてしまおうと思ったからです(笑)。それと、ジャパニーズ・イングリッシュは、映画の世界ではまだ使われていません。映画の世界でのジャパニーズ・イングリッシュの利用が増えれば」と抱負を語った。
一方、「続・夕陽のガンマン」(1966/セルジオ・レオーネ監督)をはじめとするマカロニ・ウエスタンの大ファンとして知られるタランティーノは「まず脚本を送ってもらい、そのあとで三池監督から手紙をもらいました。脚本を読んだ後は、“なんで、オレなんだ?”と思いましたが、三池作品に出るのはとても名誉なことなので、最終的には出演を決めました。とにかくコンセプトが子供っぽくていいと思いました。8歳児の無垢な子供たちが裏庭で遊んで作るような映画で、そんな行為自体が自分にとっての偉大なシネマなのです」と出演経緯について話した。
念願の三池監督作に初出演となった桃井は「三池さんが英語の映画を撮るのを待ってました。私は台詞が日本語だといじってしまうので、英語の台詞のお陰でまっすぐ健気にいい演技が出来ました(笑)」と話し、会見最後には「監督・キャストが日本人というだけで、普通に楽しめる映画になっています」とアピールした。今年9月全国ロードショー。
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