ドリームワークスと別れたアードマン・スタジオがソニーとタッグ
2007年4月6日 12:00
「ウォレスとグルミット」などのクレイアニメーションで知られる英アードマン・スタジオが、ソニーと3年間の提携契約を結んだ。製作費1億4900万ドル(約177億円)をかけた最新作「マウス・タウン/ロディとリタの大冒険」が北米で6450万ドル(約76億円)しか回収できなかったことを理由に、アードマン・スタジオはドリームワークスとの契約を打ち切られたばかりだった。アードマンのスティーブン・ムーア社長は、ソニーを選んだ理由について、「彼らにはわれわれをコントロールしようという気持ちが少ないので、今後はアードマンらしい映画づくりに励むことができると思う」と述べ、ドリームワークスに干渉されたせいで、まともな映画づくりができなかったことを匂わせている。