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「ピンポン」監督も驚嘆のVFX満載アニメ「ベクシル」

2007年3月27日 12:00

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「ベクシル/2077日本鎖国」 (左から)黒木メイサ、曽利文彦監督
「ベクシル/2077日本鎖国」 (左から)黒木メイサ、曽利文彦監督
ピンポン」の曽利文彦監督が、実際の俳優をモーションキャプチャーして作り上げた3DCGや従来の2Dアニメーションを融合させた“3Dライブアニメ”「アップルシード」のプロデュースを経て、5年ぶりにメガホンをとった劇場用アニメーション「ベクシル/2077日本鎖国」。3月25日、東京・お台場のビッグサイトで開催された東京国際アニメフェア2007にてその特別映像が初披露され、曽利監督や本作で声優初挑戦となる女優の黒木メイサらが会場に駆けつけた。
ベクシル/2077日本鎖国」は、バイオテクノロジーとロボット産業が発達した日本が、ハイテクを駆使して完全な“鎖国”を成し遂げた未来世界が舞台。鎖国から10年後の2077年、日本へ潜入した米軍特殊部隊の主人公ベクシルが、鎖国以降、誰も目にしたことがなかった驚くべき日本の実情を目の当たりする。「アップルシード」からさらに進化したVFX技術に注目が集まりそうな本作だが、監督は「スタッフが作り上げている映像を見て、自分でも身震いするほどだが、今回は自分で監督するにあたり、ストーリーやキャラクターの感情表現といったドラマ部分にも力を入れた」と、映画の見どころが映像だけではないことをアピール。声優初挑戦の黒木は「喜怒哀楽を声だけでうまく表現できるように苦労しました。スタッフの皆さんが作り上げた映像に命を吹き込む作業にプレッシャーを感じましたが、一生懸命演じました」と感想を語った。黒木のほか、谷原章介松雪泰子らが声優として出演する。今夏全国ロードショー。

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