M・ナイト・シャマラン監督の新作を全スタジオが拒否!
2007年1月30日 12:00
「シックス・センス」などのヒット映画を連発していたM・ナイト・シャマラン監督が、ハリウッドで苦況に立たされている。先日、アメリカの子供向けチャンネル・ニコロデオンで放送中の、シャマラン監督が手がけるアニメ番組「Avatar: The Last Airbender」の実写映画化が発表されたが、ジェームズ・キャメロン監督の新作「Avatar」とタイトルが同一のため、製作延期となってしまった。代わりに自ら脚本を執筆した人類滅亡の危機を描くパニック映画「ザ・グリーン・エフェクト(原題)」の映画化を優先すると決意したものの、企画を持ち込んだどのスタジオからも拒否されてしまった。現在は、スタジオからの助言を取り入れてシナリオの書き直しを行っているというが、「シックス・センス」から蜜月関係にあったディズニーとの関係を絶ってまで製作に踏み切った自信作「レディ・イン・ザ・ウォーター」が全米ボックスオフィスで4228万ドル(約51億円)という残念な成績に終わったいま、かつての飛ぶ鳥を落とす勢いはすっかり消え失せてしまったようだ。