本年度邦画ナンバーワンの呼び声も!「フラガール」李相日監督
2006年9月22日 12:00

公開前にもかかわらず、本年度のアカデミー賞外国語映画賞の日本代表に選ばれ、本年度日本映画ナンバーワンの呼び声も高い話題作「フラガール」。村上龍原作の「69 sixty nine」に引き続いて、昭和40年代のドラマを正攻法で描ききった李相日(り・さんいる)監督に話を聞いた。
昭和40年代初頭に福島県いわき市の町興しとして作られた“常磐ハワイアンセンター”の誕生秘話を映画化した本作。企画段階の話を聞いてみると「お話をいただいた当初は引き受けるつもりがなかったんです。というのも、ハワイアンセンターの副社長が主人公だったからなんですけど、それではNHKの『プロジェクトX』みたいだなあと(笑)。それで主人公を松雪泰子さん扮する女性ダンス教師にしようということで、引き受けることにしたんです」
「69 sixty nine」では妻夫木聡と安藤政信、「スクラップ・ヘブン」ではオダギリジョーと加瀬亮など、男性メインで描いてきた李監督が、今回は松雪泰子、蒼井優、富司純子という女性メインのアンサンブルドラマに挑戦しているが、「特に意識はしていなかったけど、女優さんには嫌われない様にしましたね(笑)。蒼井優ちゃんに関しては、前々から『この子にコメディをやらせたい』と思っていたので、上手くいったと思います。優ちゃんは出番も多い上に、一番ダンスを上手く見せないといけない状況だったので、今回のキャストの中で一番大変だったと思います。本当に頑張ってくれましたね」と感慨深げに話していた。9月23日より全国ロードショー。
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