映画も実生活も兄妹。「初恋」宮崎将の素顔は?
2006年6月6日 12:00

映画は史実の事件を描いた社会派サスペンスの様相を呈しながらも、「初恋」というタイトルが示すように、切ない恋愛映画でもある。そのギャップがあえて「面白いと感じました」と語る将。主演のあおいは、小説を読んでみすず役を切望したというが、兄の将は特に映画を意識して原作を読んだわけではないそうだ。「あおいに面白いって薦められたから読んだんですけどね。よく本を貸しあったりするんです」
将・あおいの宮崎兄妹の共演は、「EUREKA/ユリイカ」「理由」に続いて3度目で、全て兄妹という役柄。妹との共演は「特に意識することもなく、自然とできる」そうだ。「一度だけ、遠くのほうにいる僕にあおいが叫ぶ……っていうシチュエーションのCMがあったんです。僕らを知らない人が見れば、普通の男女に見えるシーンだったと思うんですが、あれはなんか変な感じでしたね(笑)」
同じ俳優として、兄・将は妹・あおいをどう見ているのか?「台詞を覚えるのが早くてすごいと思う。僕は台詞覚えるのも苦手だし、アドリブも利かないので……(笑)」
はにかみながら答える姿に、劇中の役柄同様、妹思いの兄の素顔が見えた。「初恋」は6月10日公開。
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